再保険と保険リスクの管理

再保険は、保険会社としてのリスク管理のひとつです。再保険とは、ひとつの保険契約に対して、他の保険会社と保険金支払いのための契約を結ぶことであり、そのようにして、保険金を支払うリスクを最小限に抑えることです。
もちろん、保険会社は、払える以上の保険契約を結ぶことはできないのですが、実際に大災害などによって、保険の支払いが高額になってしまい、保険会社が倒産をするといったことが昔は多くあったようなのです。
これは、保険会社としては通常の予測を超える危険として、特別に備えておく必要がある、ということでもあり、そのリスクを回避するために、保険契約の再保険、といった概念が生まれた、という歴史があるようなのです。

再保険は、保険に対する保険です。実はこの言い方が一番分かりやすいかもしれませんが、高額な保険金の支払いを約束した保険契約に対して、他の保険会社に保険を掛けるのですが、この保険のことを再保険、というのです。
再保険契約はどのような保険契約でも掛けることは可能なのですが、やはり保険会社が支払えるような一般的な生命保険よりも、より金額の大きな契約となりやすい損害保険で多く利用されている、という事実があるでしょう。
日本は、特に地震の多い国です。記憶に新しい、阪神淡路大震災でも、甚大な被害を被りました。そのような時には、やはり保険会社においても、多額の保険金を支払わなければなりません。その準備が必要にもなってくるのです。

保険会社だけではなく私たちの生活にもかかってくることとして、やはり再保険とはどのようなものか、保険会社のリスク管理とはどのようなものかを知っておくことも必要なのです。